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shioka-816’s diary

だいよんのせいしゅん

やった人にだけわかること


物の見え方に意識して生活していると、
まさにいろんな情報が飛び込んでくるので面白い。

先日、学生時代から仲の良い友人が家に遊びに来てくれました。
その友達はおっちょこちょいで、二人の間ではネタがたくさんある友達です。

 

その友達の行動一つ一つが危なっかしくて、
「相変わらずだなぁ。」
と心の中で思いながら過ごしていました。

 

起きてメイクをしているとき、
鏡の位置を調整するためにその子は中身の入ったコップを用いていました。

「なんでそんな危険なものを使うんだろう。
彼女の視点できっとそれがベストの位置だったんだろう。」

 

と思って他のことをしていたら、
『きゃーーーー!』
と悲鳴が聞こえました。

案の定、
コップが倒れ、リンゴジュースがカーペットにバシャッ。

 

彼女は自分が鏡の支えにしているものが、コップだとは気づかなかったらしいです。

 

驚きです。
予想できていたことが起きて、可笑しすぎて笑いました。
彼女は懸命に謝ってくれ、一生懸命拭いてくれました。

 


出かけることになり彼女の車を一目見たとき、
「タイヤのホイールが黒いなぁ」
と思いました。

 

なにしろ最近中古で購入したとのことで、
「この彼女がまさかのオフロード系かスカチューンとか好きなのか。。」
くらいに思っていました。

彼女があまり車に詳しくないこともあり、
「知らずに買ってたらもっとおもしろいな。。」
と思っていました。


すると、車内で彼女が
『そういえば最近、右折に失敗してタイヤのホイールキャップがとれたんだよね。』
と言いました。


驚きです。
しかも、現場へすぐに探しに行ったそうですが、見つからなかったらしいです。

可笑しくて笑いました。

 

このように視点が変わると
今まで見えていなかったものが見えてくるということが分かりました。

私が今回行っている実験をしていなければ、

二つの事柄に目を向けていなかったかもしれません。

 

 

いつも通りだろうか。
違和感のあるところはないか。
これで完了しているだろうか。
やりっぱなしになっていないだろうか。

 

相手の表情はいつも通りだろうか。
正しい言葉を使えただろうか。
支払いと請求は済んでいるか。
大事な道具が出しっぱなしじゃないだろうか。


基本的なことを
常にこなし、常に新しい行動の準備をする。
自分にとって譲れないもの、相手にとって大事なこと
直接じゃなくても、最終的には両方うまくやっていく。

そして、今目の前にいる人と、気持ちよく心地よく過ごしていく。
楽しく仕事してもらう。
完璧に物を作り、仕上げていく。

 

 


元恋人が口癖のように言っていた、
『人の心の痛みのわかる人になりたい。』
『調子に乗ってはいけない。常に、自分はまだまだです、と人に言えるようにしたい。』
『人を上げて、自分は下げる。いつも。』
『本人のいないところで、その人のことを褒めまくりたい。人の良いところを他の人に広めたい。』


毎日のように私に言っていました。
私が見ている限り、彼は常にそうしていました。
それがどんなことなのか、あの時にはわからなかったことが、自分の中の経験として実感できていることに気が付きました。

 

 


彼はいつも誰かのことを褒めていました。
『あの人はすごい』
『あの人のこういうところがかっこいい』
『あの人は男たるものを持っている』
『あの人は愛されている』
『あの人がすごいのは、奥さんがもっとすごいから』
『奥さんが偉いよ』
『あの親あってのあの子供たちだな』
『お前のそういうところがすごい』
『お前はやると決めたら必ずやるからな』
『お前はやらないと決めたら必ずやらない、そこがすごい。俺にはできない。』
『お前はすぐに気付くからえらい』
『お前には俺の表情が分かってしまうからかなわない、わからないようにしてるのに』
『お前はいろんなことを器用にできるのがすごい』
『それを全然表に出さないところが好き』
『だからそのままでいいよ』
『俺が周りの人に伝えてるから大丈夫』
『お前がいろんなことができるのは、お前が努力してきたから』
『お前がおいしいもの作れるのは常に感じたり研究してるから』
『お前が上手に絵が描けるのは小さいころから練習したから』
『お前がギター弾けるのもバイクに乗れるのも遠くに行けるのも裁縫できるのも家事ができるのも、そうなりたいと強く思って行動したから』
『それを才能とかセンスとか、っていう言葉では評価できない』
『お前を評価するなら、努力できるところ』

 


本当に、毎日のように人を褒めていました。
自分も相当がんばって、疲れていても、絶対に
『俺はこんなにやっている』
などとは言いませんでした。

 

どんなに人から褒められても、自分から主張することはありませんでした。
そうあるべきとして、彼が意識的にそうしていたことも知っています。
その強い信念と継続力は、”尊敬”の一言です。
だから、私は彼を唯一評価のできる人として、存在していたいのです。

 

 


彼は、人が調子に乗ったらどうなるのかを知っています。
人の悪口を言ったらどうなるのかを知っています。
仕事で手を抜いたらどうなるのかを知っています。
仕事の取引で、ズルがあったら一生ダメになることを知っています。
一緒に働いてくれる人に、エラそうな態度をとったらどうなるのかを知っています。

 

 

 

経営者は、自分を信じるしかありません。
常に上を向いていないといけません。
走り続けなくてはいけません。

誰も代わりはいません。

孤独で、常に何かに追われていて、休んでいる暇はありません。

どれだけ仕事をきちんと仕上げても、感謝されても、人とうまくやっても、

初めから最後まで、自分しかいないのです。

 

 

 

『こんなのはわからなくていい。やった人にしかわからないから。

 ただ、自分の決めた道に進むしかないから、俺はこれしかできない。』

 

 

こう言われたときは、なんて返したらよいのかわかりませんでした。

 

なぜ彼が、あんなに忙しくしていたかは、彼の功績としか言いようがありません。

彼じゃなかったら、あんなに仕事を呼ぶことはないでしょう。

 

 

『一番きつい時に、一緒にいてくれてありがとう。

 これから同じ仕事量が来たとしても、一人ではできないだろうし、

 来たとしても同じやり方はしないと思う。

 だから本当に感謝してる。』

 

『家族ってチームワークだよな。

 俺がこんな風にできるのは、お前がいたから。

 だからと言って、俺の仕事の同じ気持ちを味合わせることとは違う。

 わからなくていいけど、そう思ってることを知っていてほしい。』

 

 

後からこんな風にも言われました。

 

 

わかってあげたいけど、

きっと計り知れないプレッシャーと精神・肉体の疲労は

彼にしかわからないのだと思います。

わかることではないのです。

 

 

 

だからこそ、

少しでも私は行動したいと思います。

 

あれはどういうことだったのか。

どう意味なのか。

何が伝えたかったのか。

 

 

やってみないとわからない、とはそういうことです。

 

掃除が大事、というのは表のこと。

 

毎日続ける、気付くという習慣は、

やっているから身につくのです。

 

 

 

ますます楽しみになってきました。

 

 

以上